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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


しかもナニその
意味深な言い方!
俺がまるで
遊び歩いてたみたいに!!

いや、でも姫凪だって
今日は俺と二人きりの
ラブラブディナーを
楽しみしにしてるわけで
木兎のあざとい誘惑になんか

『…どんな話?
その…何かあったの?クロに』

乗って行くな!
何もねぇわ!
合コン行っても
逆ナンされても
寂しく右手とばっか
戯れてた俺の健気さを
疑うんじゃねぇ!

「聞きたい?聞きたいよな?
よーし!俺がイチからヒャクまで
話してやるから
飯食わせて!飲ませて!
ついでに抱かせて〜!」

『え?木兎さん!?
いやーー!!
クロ!助けて!高い!怖い!』

俺が悶えてる間に
木兎に担がれて
ジタバタ藻搔いてる

「お、おい!木兎!
なにやってんだ、バカ!
触んな!ケダモノめ!」

聞き流しかけたけど
抱かせて、とか言ってたのを
俺はスルーしねぇかんな!

「え?疲れてるだろうから
抱っこで帰ってやろっかなって」

『こんなの抱っこじゃ、ありませ、ん…』
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