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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


そんな俺をガン無視して

「お腹空いてるんでしょ?
俺もだし!
クロちゃんも今からツレとご飯みたいだし
二人きりじゃなくても
良いって言ってんだから
一緒しても問題ないじゃん、違う?」

「待ってくれオイカーくん
そんな強引に決められても
向こうの都合もだなァ…」

「仕事の相手じゃない
二人切りにならなきゃ駄目な
相手でもないなら
友達か親が親戚か…
どれにしても
都合考える程の事かい?
まぁ、どうしてもって言うなら
席も伝票も分けるじゃん
それなら問題ないよね
俺は姫凪ちゃんと
ご飯食べれる
店選ぶ手間もなくなった
うん、プラスしかない」

反論するスキや気力を強引に
なぎ倒して

「そりゃ、オイカーくんは
良いだろうけど…って
はァ、もう良い。
あっちも別に文句言わねぇだろうし
来ればいいだろ…」

「うん、そのつもりだよ」

誰得だよ、な昼休みを
オイカーくんが勝ち取った

『ちょっと、及川さん…』

「シーッ…」
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