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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


こんな風に笑われたら
きっとクロだって

「この口が言ってんですぅ!
ホントしょぼくれてねぇと
よく喋んな!木兎かよ!
コーヒーは苦いのが美味いんだよ
これだからお子ちゃまは…」

「私の方が年上なんだけど?」

「チビで泣き虫のくせにですかァ?」

好きになっちゃうよね
可愛い…もんね。

「な、泣かせたのは誰よ!
あんな事…しといて…!」

「こら!
誤解されるような事
言わないでクダサイ!
いや、別に変な事したわけじゃ…って
誰に言い訳なんだよ…てなァ」

一瞬慌てたクロが
自分に呆れた様に笑って

「とりあえず飯食おうぜ
昼休みは短いんだから
約一名、飯食うの遅い子も
居ますからねェ」

ハナさんの隣に腰をおろして
メニューを開く

「黒尾くんどれが良いの?」

「…俺はなんでも
お前は?これ美味そうじゃね?」

「俺達も早く決めようか
何が良い?
決められないなら
半分こしてあげるよ

姫凪」

「『え?』」
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