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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第7章 新たな幕開け


「実はさ、おれに見合いの話が
来てるんだよね」

私の頭の中が整頓されるのを待たず
研磨くんは話し出す

『へ?研磨くんに?』

あの秘書の子は?とか
更に混乱する私を他所に

「おれは断るけど
ただ断るのは相手にも悪いから
有望株を紹介するって形にしようかって
思ってるんだけどさ」

研磨くんは淡々と話を進める

「とりあえず候補は
クロ、赤葦、月島…は
遠いから

…及川サン」

『…!なんで!?
なんで及川サン?

不意に飛び込んだ名前に
思わず上げてしまった声を聞いて

「…そっか。
及川サンなんだ」

やっぱりといった顔で
溜息を吐く研磨くん

『なに…が?』

「吹っ切れた理由
及川サンの事…好きなの?」

あまりにもストレートに聞かれた事で
思考回路は一気に止まり
否定する事も出来ず
ただ酸欠の金魚みたいに
口をパクパクさせるしか出来ない

私が及川さんを…好き??
そんなまさか…
いや、でも…。
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