刀剣乱舞 マニアックなシチュエーション短編集(R18)
第1章 和泉守兼定~ヘアアレンジ~
指が脚の間に触れて、ゆっくりと入っていく。
「---あ、ああ、ん」
声を出して飲み込むと、指は好きなように中を動いた。
加減はされている。それでも、苦しい様な悶えるような、耐えるような、気分が頭を支配した。
「あ、ぁん、っひゃやあ、あ………」
「ッは、興奮してるのかよ弥刀」
「うぅ、兼さ………!!っや、っだぁ!」
指がある一点を押した瞬間、目の前が一瞬だけ白くなる。
「っあ、あ、あ、ああ!イっちゃ…!」
「……………弥刀」
「兼さ………」
揺れる頭の中で必死に彼の名を呼ぶ。
彼の手が、頬に触れた。
「大丈夫だ、俺に委ねな」
「っ!-----!!!」
体が弓なりに反る。
クラクラする世界の中で、彼の声しか聞こえない。
闇の中ならばなおさら、その声が愛しかった。
「挿れるぞ」
「う、ん」
暗闇の中で愛しい人の髪が全身を撫でていく。
そわそわとする外側と、強く突かれる内側が正反対に私の心臓を動かしていった。
「兼さん」
「おう。」
「愛してる」
「俺もだ。愛してる」
両手を重ね合わせて、目を閉じる。
最後は同時だった。