第2章 姫様と変な執事達
『綺礼さん、新しい執事さんってどんな人なんですか?』
バカデカいベッドに座りながら本を読んでいる、まだ幼さが残ってるお姫様・ルナ
綺「執事は数人雇ったんだよルナ
あと、私の事は兄様と呼びなさい」
『数人もいるんですか!vV
どんな人が来てくれるか楽しみですね兄様♪』
=ブシュゥッ!!=
綺礼の鼻から鼻血が噴射
『きっ綺礼兄様!!?;』
綺「もっもうやり残す事はない…☆」
『綺礼に…ゲホゲホッ!!!!』
綺「ルナ! 大声を上げてはいけないと言っているだろう?」
鼻血を押さえた綺礼はルナの元に薬と水を持って来た
『うぅ… ごめんなさい綺礼兄様…』
ルナは薬を飲む事で落ち着いた
=コンコン=
綺「おっ来たようだな、着替えにどんだけかかっているのだか…」
『えぇ!!?; もうお屋敷に来てたんですか!!?;』
綺「そう慌てるな」
姫様の部屋の扉をノックする音が聞こえてルナは慌てる
綺「入って来るがよい」
『綺礼兄様勝手に…;』
「失礼します」
開かれた扉から入って来たのは、数人のタキシード姿のおと…こ…?