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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*
第7章 ⑦
「…何故だろうね。」
そんな顔しないで…
泣かないで…
「きっと、小嬢を好きになってしまったからだよ…」
「…!!」
その言葉で、私の心臓はドクンっと、大きな音を鳴らした。
ミッドナイトが、私を…?
「好きで…
愛おしくなってしまったから。」
スッと、ミッドナイトの手が私の頬に添えられた。
そして、親指が優しく唇を滑る。
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