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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*
第6章 ⑥
「小嬢に、話さなきゃいけない事がある。
もう、隠し通せる気がしないから。」
「…えっ。」
今朝言っていた、あの話…?
ミッドナイトは、私の背中に腕を回し、
強く、ギュッと抱き締めた。
「んッ…!」
こんな風に抱き締められたのは、初めてかもしれない。
眠る時とは違ったミッドナイトの熱と心音が、私の体に届く。
そして、ミッドナイトは顔を上げ、私の目をじっと見た。
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