第1章 光源氏先輩
* 君のすずめ *
帰り道のことだった。公園ですずめに逃げられ 泣いている女の子がいました。
真っ先に駆け寄る光源氏先輩を見て、見直しかけましたが、、
「 悲しまないで、、僕が君のすずめになってあげるよ!」
ぶれねーなこいつと思いました。
* ロリコン *
それから、光源氏先輩は 週3日すずめの身代わりを続けているそうです。
「 聞いてよ! 紫がね♡ 本当にね♡ 可愛いいんだよ♡ 」
「 … ロリコン。」
「 やだなあ!僕は紫だから好きなんだよ! あの藤壺先輩に似た面立ち、可愛いらしい性格! 今日はおままごとの予定なんだ〜 」
どっちにしても気持ち悪かったです。
* ○○ コン *
光源氏先輩(17歳) は 紫ちゃん( 9歳) が大好き → よってロリコン
光源氏先輩は 母に似ている藤壺先輩が大好き → かなりマザコン
紫ちゃんにしても 結局は母に似ているからに繋がるわけで…
彼はいつだって マザコンを引きずりながら生きているのです…
* 光源氏先輩の友達 *
昼休み、光源氏先輩が教室に遊びに来た時です。
「 源氏ー!! 君の大親友が遊びに来たぜ♡ 」
なんかチャラいのがきました。
「 頭の中将先輩じゃないか‼︎ 久しぶりだな〜〜! 」
「 最近、源氏 ロリの彼女ばっかで合コン来ないんだもん。お義兄ちゃん泣いちゃうよ?」
3年生の頭の中将先輩は光源氏先輩の許嫁のお兄さんです。