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【マギ*】 暁の月桂

第12章 街角の出会い


「ハイリアさんから、アリババさんの匂いがしたからです。その匂いをたどって見つけました」

モルジアナは、さらりと言った。

『ハイリアさん、もしかして誰かと会いましたか? 』と、彼女が言った、謎の言葉の意味がようやくわかった。

あの時、モルジアナは、自分にわずかについていただろうアリババの匂いを感じて、誰と会ったのかと聞いてきたのだ。

そして、匂いをたどって見つけ出してきたらしい。

もはや人間業とは思えない彼女の行動に、ハイリアは呆れ返るしかなかった。

















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