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【暗殺教室】恋する暗殺者。

第5章 「テストの時間」



中村「なんか…かえで☆うるはって書いてあるね…」

茅野「か、かえで!?」

渚「ホントだ、書いてある…。」

カ「…ねぇ夕輝くん、これって…」

ヤバい、気づかれたか…。

小波「いや、これは…雨涙葉の、友達だった…」

皆「…だった?」

くぅ…言っちゃダメだったかもな…ごめん、雨涙葉。

ガチャ

『たっだいまー!』

未来「たっだいまー!!」

あ…雨涙葉たち帰ってきた…。

颯太「二人とも、おかえりー。」

『あれ?夕輝たちはー?』

颯太「上だよ。姉ちゃんの部屋ー。」

『えぇ…。みんなー!』

バタバタバタ…ズテッ!

皆「!?」

小波「…こけたな…。」

茅野「…行かなきゃ!話は…雨涙葉ちゃんが話してくれるまで

ずっと、待っとくことにするね!」

中村「そだね。やっぱ本人の口から聞きたいし。」

カ「俺は聞きたいけど…渚くんは?」

渚「…僕も、本人から聞きたいかな。今は救出が先だし…。」

カ「…ん、分かった。なら俺もー。」

ふぅ…良かった…

小波「じゃ、行くか。」

皆「おー!」

…うまく、ごまかせれたかな…?ふぅ…

ガチャ

皆で部屋を出た。

『いったー。うぅ…』

小波「ほら、立てよ。だいじょぶか?」

『いや…重症だよ…』

俺の手を取りながら雨涙葉が立つ。

渚「大丈夫?」

『うん…いったぁー…あはは…』

茅野「大丈夫、桜井っち!?」

『あ…うん…。ありがとう茅野さん。』

茅野「?」

茅野は自分の時だけテンションが違ったのを不思議がってる

ようだった。

そりゃそうだよな…。雨涙葉の元親友の名前がかえでで、その

子のある事件によって…雨涙葉は…。

いやいや、こんなこと考えるのはやめよう。暗いし。

小波「よーし、じゃ勉強するか。」

『う!?』

カ「あははっ、大丈夫だよ。俺たちがみっちり教えてあげる

からさーww」

中村「そうそう、しごくよーw」

『え…』

…この二人、完全にSだな…。いや、ドSなのかもな…。

俺がそう思った瞬間だった。










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