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【暗殺教室】恋する暗殺者。

第5章 「テストの時間」



夕輝Side

久しぶりだな…雨涙葉の家に行くの。

あのとき以来だ。俺が雨涙葉のこと好きだったときの。

今は…

『おーい夕輝、聞いてる?』

小波「わりぃわりぃ、ちょっと…考え事しててな。」

『もぉー…変わってないなぁ、夕輝は。』

夕輝「そーか?」

俺から言わせればお前の方が、昔と全然変わってないけど

な…。そんなこと言ったらお前は照れるだろうな。

中村「ちょっとちょっとー!そこ!2人の世界に入らな

い!」

茅野「そうだよーずるい!私だって雨涙葉ちゃんと話した

いー!」

『うっ…』

茅野がしゃっべったとたん、雨涙葉の肩がびくっとふるえ

た。やっぱり、まだ引きずってんだな…あんときのこと。

渚「ねぇ、桜井さんの家ってどこなの?」

小波「…カルマの家の隣。俺の家の向かい側。」

渚「へぇー…近いね。」

カルマ「そだねー…なんせこの前桜井ちゃんが階段から転げ落

ちた音が…」

『ぎゃあ!い、言わないでよっ!!〃』

…あの時の音はこれだったのか…ハハ…

お、そろそろ家じゃん。

『むぅ…〃あ、着いたよ!ここがマイホーム!上がって上がっ

て!』

茅野「わぁー!」

中村「…高級なにおいがするね…」

カ「へー。中はこんな感じだったんだー」

渚「きれいな家だね…。」

雨涙葉の家は、一戸建てで二階建て。割とおしゃれな家だ。

にしても、変わってねーな…

颯太「あ、ねーちゃんおかえり!あ、夕輝兄も!久しぶ

り!」

小波「おぉ。」

『颯太、ただいまー。ほら、ちゃんとあいさつして。』

颯太「こ、こんにちわ…。俺、弟の颯太で、小学5年生で

す!」

茅野「こんにちは!私、カエデっていいます!颯太君って背

が高いねー!」

中村「私は、莉桜。けっこうカッコイイ弟さんだねー。

ほしいなぁー…。」

『うぇ!?だ、だめだよ…?やめて、ね…?』

おいおい、本気にすんなよ…

渚「僕は、潮田渚。よろしくね、颯太君。」

カ「俺はー、赤羽カルマ。隣に住んでんだー。」

颯太「はい、よろしくお願いします。姉ちゃんを。」

『うぉいっ!ね、姉ちゃん…?』

小波「相変わらずしっかりしてんなーw雨涙葉と違って。」

『えぇー?私の方がしっかりしてるもん!』



























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