• テキストサイズ

【鬼灯の冷徹】ダイアード災厄

第5章 花蟷螂 ※一応R指定




「稍等!!!!」



そう聞こえるが否か、白い影が部屋へ飛び込んできた。



「障碍进入了这样的时候・・・」


花蟷螂が吐き捨てるように呟くと、私から体を離し、天蓋の外へ出て行った。



天蓋の紗に遮られてうまく見えなかったけど、声だけは聞こえた。



「快速隔开她。是你诱拐的吧?」


「相当体察快。到底是神兽的力量」


「不躲开那里使用我的力量」

「丝毫没有那样的心情。回来了给」



中国語で何を言っているのか全く分からないけど、
部屋に入ってきた人が私を助けに来た人で、解放する様説得しているのはなんとなく判る。



「这个蟑螂小子,骄傲自大・・・」


白い影が低く呟いた瞬間、部屋を取り巻いていた妖しい気配を覆うように


神罰とでも形容するような恐ろしい風が舞った。
/ 82ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp