第15章 方舟とみんなとノア
私「え?どうして?」
ロード「だって、ずっと扉を見ているから。」
私「気が付かなかった...」
くすっと笑うロード。
でも、そんなのは私の眼中に無くて。
早くアレンのところへ行きたくてしょうがないの。
中国の時から感じてたこの感じはきっと恋なんだろうな。
と、漠然としていたけど思った。
それを自覚するのに敵の言葉が必要だったてのが気になるけど。
ロード「ね〜、ティッキー。そろそろ準備しよ〜?」
ティ「もう、そんな時間か?」
のそっと起き上がったティキ兄は心無しか険しい顔つき。
私「ティキ兄?」
試しに名前を呼んでも、無視されて。
悲しいよ...
ロード「さ、紅里も行くよ!」