第14章 シャインとロッド
シャ「融合のことか?」
みんなの輪から離れ、シャインとロッドから話を聞く。
紅「うん。」
ロ「融合は最高シンクロ率を越えなきゃ出来ない有る意味禁忌の技なの。」
紅「その、最高シンクロ率ってなに?臨界点とは違うんでしょ?」
シャ「最高シンクロ率はそのままの意味だ。そのイノセンスとシンクロできる限界値。」
ロ「でも、臨界点よりも越えるのは難しいから基本は無理なの。」
紅「まぁ、私は凄いのね。それは分かった。じゃあ、今貴方達は1つの存在なの?」
シャ「あぁ。その証拠にロッドか無くなってる。」
ロ「でも、意思は別れたままみたい。まぁ、それでいいけどね。」
紅「これで最後ね。私自身がイノセンスって何?」
シャ「そのままだ。お前は壊されない最強のイノセンス。存在自体がイノセンス。」
ロ「つまり、融合すればなににも負けない全てを従えるものとなるの。」
紅「ん、だいたい分かった。ありがとう。」
シャ「とりあえず普段は今までの様に手の平にいるから、呼び出したい時はイノセンスの実現を願え。」
ロ「それだけで私達は貴方の前に現れるから。」
紅「さ、戻ろっか。」
手の平を2人に翳せば手の平に十字架が復活する。
暫く見ていたが話が盛り上がってる感じがしたので急ぎ足で戻った。