第13章 江戸と伯爵と兄
ティエ「マリ!伯爵が紅里ちゃんを見てるよ!」
マ「!神田っ!紅里がっ...」
神「ちっ。」
ーイノセンス六幻
災厄招来二幻刀ー
神「紅里...?!」
紅里はいまだに目を閉じている。
けど、神田が近づくと自然と目を開けた。
私「ユウ...。私は?」
神「.........綺麗だ...」
そう、私は私自身から光を放っていた。
まるで神の使徒そのもののように。
私「今、私ね私自身がイノセンスとなってるんだって。シャインとロッドが教えてくれるの。」
神「そうか...」
マ「神田!紅里!伯爵がリーを...っ!」
私「えっ...!リナリーっ!!!」
神「おいっ、待てっ!」
マリの言葉を聞くや否やいきなり飛び出す。
ユウが止めた気がするけど、構ってられない。
結晶化したリナリーのイノセンスはハートの可能性があったのにっ!
私「伯爵っ...!」
あと少しなのに間に合わない...。
私「リナリーっ!!」
?「こんばんは、伯爵。」