第13章 江戸と伯爵と兄
それからチョメ助(命名ラビ)が船をぶっ飛ばしてくれたお陰で日本につくことができたらしい。
私、着くぎりぎりまて寝てたからわからないや。
さ「ようこそ日本へ!」
私「日本...。初めてだ〜。」
さ「日本は300年近く鎖国した閉ざされた国として存在してきたっちょ。伯爵様はここを拠点に魔導式ボディを送り出してたんちょ。」
ラ「人口の9割がアクマねぇ...」
さ「...人間にもアクマにも安心して暮らせるところなんてないっちょ。」
リ「それってどういう...」
さ「うああああああっ!!」
私「さちこ!?」
突然呻き出したさちこ。
額にはいままでなかったペンタクルも出てるし...
さ「伯爵様からの送信だっちょ。江戸に伯爵様が来てる...」
リ「っ...!」
さ「千年伯爵様が日本中のアクマを江戸に呼んでるっちょ...。オイラ行かなきゃ...」
私「イノセンス発動!天の御告!」
ざぁっ
私たちの周りに光の粒を大量に出す。
私「さちこ、伯爵の所へ行こうとしたら破壊する。」