第21章 ただいま、私のホーム
私「お兄ちゃん!どこー!」
私は塔に戻ってきた。
理由は簡単。
お兄ちゃんとロードを、手当するため。
私「あ、いたいた。」
私は2人に駆け寄った。
塔の柱に並んでる姿はまるで恋人だ。
私「発動、癒しの風。」
柔らかな風が2人を包む。
うん、大体の傷は治った。
私「癒しの光。」
癒しの風で治らなかった深い傷は光を当てて治していく。
私「ふぅ、これでよしっと。」
傷が治った2人は目を覚ました。
ティ「っ...?あぁ、ノアがなくなったんだっけ。」
ロード「ふぁぁ。僕も普通の人間かぁ。」
起きてすぐに状況を読み込んだ2人。
立ち上がって、どこかに歩いてく。
私「どこ行くの?」
ティ「ん、少年の、ところ。」
ロード「僕は紅里の方がいいな〜」