第19章 壊れた先には...
私「くそっ!」
身体にはアレンのクラウン・ベルトが巻きついてる。
斬ろうにも刀が持てない。
ア「紅里...僕は」
私「黙れ黙れ黙れ!私は化け物じゃない!」
ア「知ってますよ。」
そのままアレンに抱きしめられた。
私「......」
私は知ってる。
この暖かさを。
このぬくもりを。
なんで、アレンに抱きしめられた事はないのに。
アレン「僕は紅里を傷つけたくない。」
更に強く抱きしめられる。
抵抗なんてできない。
うるさかった周りもとても、静か。
アレン「僕は紅里が好きだから。」