第19章 壊れた先には...
ロード「アレン、僕ねアレンのことスキだけどぉ、家族はもっと特別なんだ。」
ア「......」
ロード「僕、むかついてるんだ。だから、アレンの特別も壊してあげる。」
ア「やめろ!紅里にはっ!」
リナ「ロードッ!」
ラビ「くそっ!俺はなにもできないんさ?」
...声が聞こえる。
私はそっと目を開けた。
そこには倒れたお兄ちゃんを抱えるロードと
サイコロの中の3人
そして大きな剣を持ったアレンがいた。
私「お兄ちゃん?...アレンが...」
ロード(そうだよ、アレンがティッキーをやったの。さぁ、君を化け物と、罵った奴らを殺しちゃって。)
ロード「悲しいお知らせ。紅里の心が壊れちゃったよ。」
その言葉を合図に私は箱から出てきた。