The result of revenge [ディアラバ]
第13章 It is filled~満たされる~
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「…んっ…」
少し重たい身体の痛みにふと気が付くと、少し寝ていたのか、側にレイジさんの姿は見当たらなかった。
頑張って少し身体を起き上がらせる
「わっ…!」
自分が今何も身にまとっていない事にようやく気が付く。
そして、眠る前に何があったのかを思い起こさせた
「…そっか、私レイジさんと…」
思い出すと、全身が火照るのを感じ、ようやく結ばれたのだと改めて実感した。
湧き上がる嬉しさを、そっと大切に心の中にしまい込むようにして、ふと窓から差し込む薄暗い光を見る…
とりあえず何か着なきゃ。
辺りを見渡し、自分の服を探す…
「あれ?…何も無いんだけど…」
しかも、レイジさんも相変わらず戻ってくる気配がないし…
とりあえずベッドにある薄掛けの白い布を自分に巻き付けて、立ち上がった。
「痛たたッ…あー、足に全然力入んないや…」
思う様に動かない身体を支える様に、壁伝いに部屋の中を歩いてみるも、服が無い。
諦めた私は、窓辺にある椅子に腰掛け膝を抱え、薄掛けを被るようにして、魔界の空を見ながらレイジさんを待っていた…
「あーあ……、初めての時って、目が覚めたら隣に彼が居て、優しく頭とか撫でてくれるとか、そうゆうの期待してたんだけどなー」
ふと、漏れた独り言。
早く逢いたいな…レイジさん。
「ってゆうか、こんな状態の私を放ったらかして何してるんだろ…ホント優しいんだか厳しいんだか……」
寂しさを紛らわす様に次々と独り言を言っている自分が何だかおかしくて、膝に顔を埋めたその時──
「……ユウラ、先程からどうやら私の悪口を言っている様に聞こえましたが、気のせいでしょうかね?…全部聞こえていましたよ。」
「───?!えっと…レ、イジさん!!!!!」
勢いよく声のする方へと顔を上げる
そこに居るのは紛れもなくレイジさんだった。
「ちょっと、レイジさんってば今までどこに行ってたんですか?!」
私が余りにも必死に言っているのが面白かったのか、レイジさんは鼻で少し笑うと、眼鏡を押し上げて言った