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【暗殺教室】烏間短編集

第6章 バレンタインデー


クラスで飛び交うチョコレート。
義理、本命、友情。
喜怒哀楽がいつになく増す今日は、そう!

2月14日、バレンタインデー!

私もあげましたとも。義理に友情。
そして本命は、烏間先生。
手には小さい箱一つ。
胸には大きな勇気を持って…よし、行くぞ!

職員室の前で深呼吸。
すー…、はぁー…

「烏間先生、失礼します。」
「瀬戸さん、何か用か?」
「はい。えーっとですね…。」

どうしよう!いざとなったら緊張で告白できない!
今日のために部屋でいっぱい練習したじゃない。
好きです。
その一言、その4文字を伝えたい。
伝えたいのに言葉が出ないよー!

「瀬戸さん?」
「あの、あのっ!これ受け取ってください!!」

座っている先生の目の前に90度お辞儀をして小さな箱を突き出した。
これが私の精一杯。
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