第7章 のんびり行こう
Oside
逃げてばかりではいけないと思った
今日は元々相葉くんと会う予定だったから、いつものように家で待機していた
ピンポーン
インターホンが相葉くんの到着を知らせる
「今開けるね」
A「おおちゃん…」
相葉くんも重々しい雰囲気だった
「話そう?わかってる、相葉くんが何を言いたいか、何を聞きたいのか…」
A「うん…でも無理に話さなくていいからね?おおちゃんが言いたいことだけ教えてくれればいいから!俺、ちゃんと待つから…」
相葉くんは優しい
自分もいっぱいいっぱいなはずなのにおいらに気を使ってくれて
おいらは小さい
恋人になるだなんて、
おいらにはもったいないよ…