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小さな物語【気象系BL】

第7章 のんびり行こう



Aside

N「相葉さんは大野さんのこと好きなんですよね?」

こんなにストレートに聞かれるとつい照れてしまう

「うん///」

S「照れてるし(笑)」

でもおおちゃんが何を抱えてるかわからなくて、知るのが少し怖くて、前に進めない…

N「怖いですか?」

俺の心が読めるのか、ニノが俺に聞いた

N「大野さんの過去、俺は知ってます。だけど俺が言っても意味がないんです…きちんと大野さんの言葉で聞いてあげてほしい、それを相葉さんが受け止めてあげてほしいんです」

ニノ…?

N「俺と大野さんがつき合ってたことは知ってますか?」

「え、そうだったの…?」

知らなかった…

S「相葉くん知らなかったのかぁ、まぁ正式に報告とかされなかったしね、俺は気付いたから聞いてみたんだけど」

N「俺、大野さんの事がずっと好きだったんです。でも当時大野さんには付き合ってる人がいた。でもあることが原因で別れたんです。その後、俺と付き合うことになった…」

「え、でも何でニノたちは別れちゃったの?」

N「何で、ですかね…きっと俺じゃダメだったんだ…」

S「ニノ…」

翔ちゃんがニノの背中をさすった

N「その理由も含めて、後は相葉さんが大野さんに聞いてみてください」

ニノが吹っ切るようにビールを一気に煽った

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