第7章 のんびり行こう
────現在
Aside
そんなこんなで、何も聞けないまま月日が過ぎていった
抱かれていくうちにわかったことがある
おおちゃんが好きだってこと
だけどその気持ちは伝えられないまま大きくなるばかりだった
S「なるほどね、智くんてさ、忘れられない人がいるのかな?」
「やっぱり翔ちゃんもそう思う?」
S「うん…じゃないと女の子たちとっかえひっかえしないだろうしなぁ」
そうだよねぇ…
S「でもさ、相葉くんとは長いよねぇ」
え?
「それって、どういうこと?」
翔ちゃんの言いたいことの意味がわからなくて混乱していると
N「お待たせー」
仕事で遅れたと、ニノがやってきた
「あれ、なんで?」
N「翔さんに呼ばれたんですよ、相葉さんが悩んでるって言うから…仕方なくですよ?仕事に支障を来されたら困りますし…」
「ご、ごめん…」
なんて言いながらも心配してるんだと、後から翔ちゃんが教えてくれた