• テキストサイズ

Blue【気象系BL】

第28章 Blue in Blue....


.....そんな風にさ、
ずっと、ずっと、
見つめあって、信じあって行こうか...




智...

智.......

.....愛しているよ...

...心から。




俺は、ゆっくりと、
彼の唇にキスをした。

海から来た風が、
彼の柔らかい髪を
優しく撫でていく。


合わせただけの、
初恋みたいな口づけは、

何だか少し恥ずかしくて...

俺は、震える智の唇を、
そっと挟んで優しく啄んだ。



「あーっ!!あの人たち、ちゅうしてる!」

砂浜から、相葉くんの騒ぐ声が聞こえた。



その声に、
ほんの少しだけ笑った俺たちは、
そのままもっと、
お互いの身体を引き寄せあって、
深く、
口づけた。



溢れ出す愛しさを確認し合う
俺たちの頭の上には、

どこまでも透明な
抜けるような青空が広がっていた。

その透明な青と、
どこまでも深い、
海のBlue...


海と空が、
お互いをしっかりと抱き合うように、
どこまでも、離れられないように...


俺たちは抱き合ったまま...

触れあった肌の温かさを感じながら...


いつまでも、いつまでも、

唇を重ねていた。









俺は、
この日の、
この空と海の青さを、


生涯、

忘れることはないだろう........










【 END 】






/ 794ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp