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誰も知らない。【気象系BL】

第8章 色香 × Green。


「好きだよ、雅紀」


潤くんの真っ直ぐな気持ち。


「雅紀は…?
ちゃんと雅紀の口から聞きたい」



俺は…

俺は……



この場に及んで何を迷ってんだ

言っちゃえば楽になるのに
ずっと好きだった相手が
俺のことを好きだって言ってくれてるのに、



「あっ、それから
リーダーも翔くんもニノも
俺らのこと応援してくれてんだよ?」



ウソ…



「だから聞かせてよ、雅紀」


「俺…」

「うん、」





「潤くんの事が好きだっ…ずっと…好きだったよ…」




言えた。

やっと言えた。




「ありがとう。
俺も好きだよ」


潤くんがギュッと俺を抱きしめた


「いいの…?
俺、ヤキモチ焼きだよ…?」

「俺だって負けてねーよ?」


「一緒に居たらずっとくっ付いてたい人だよ…?」

「望むところだって(笑)」


「…嬉しい
嬉しいよぉ…」


涙が止めどなく溢れて
『取り敢えず鼻水拭けよ』って笑われた



「嵐の相葉雅紀じゃない時は
俺だけの雅紀な?」

「うんっ」

潤くんが微笑むから
俺もヘタクソな笑顔を返した




「潤くんの匂い、安心するんだ…」

「おっ。マジで?」

「うん。大好き…」


大好き。
大好きなんだ。



手に入れた君の色香

もう、迷わない。




☆END☆
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