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【テニプリ】純白のアネモネ

第2章 センテッドゼウニウム



11歳の時、やっと日本に帰ってこれた。

13歳、氷帝学園に入学する事が決まった。

「ん、ちょっと待ってよ…氷帝って、あのばかでかい学校…」

ため息をつきながら、

「金持ち共の学校かよ」

っと、毒を吐く。

そして、入学式。

何百人と言う程の新入生。

「(帰りたい)」

氷帝は、マンモス校で、学校がでかい分人も多い。

「(面倒くさい所に、来てしまった)」

ため息をつき、体育館?らしきものの中へ入り席に着く。

在校生も居るので……(想像にお任せします)

風華は、ただボーっとしていた。

「(確か此処って、小・中・高・大の一貫校だったな…)」

皆、知り合いがいるらしく、隣やら後やらで話し合っていた。

「(ここでも一人か)」

そんな事を考えていると、騒がしくなった。

顔を上げると、男の子が立っていた。

「よく来たな、お前達。俺様は、生徒会の跡部 景吾だ」

「(げ)」

キャーっと、黄色い悲鳴が辺りから上がった。

両耳を押さえる。

「(うるさっ!つーか。何で、あんたがこの学校にいんの!)」

すると、跡部と目があった。

ニヤリと笑った。

「あー、見つかった…」







入学式が終わり教室に戻る。

「(マジで、疲れた)」

部活は、女子テニス部に入った(個人)

「(あんま、団体戦って、好きじゃないし…)」

また、ため息。

「(あー、俺様に出会わない様に…)」

「おい」

「(何かしか聞こえた気―するけど……いいか)」
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