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君と空

第3章 日々


バスケ部に入部してから、
結構たった。
今は6月…
蒸し暑い時期である…
少し動くだけで、暑い…
まぁ、動いてる優達の方が暑いだろうけど…
マネージャーの仕事にも
だいぶ慣れてきた。
だけど、つらい…
楽ではなく、ほとんど動きっぱなしだ。
他にも、1人1人の動きや、体の調子…を
記録しなければならない。
大変だけど、慣れていくにつれ、
作業がスムーズになっていった。
一方、優は絶好調だ。
1年のなかでは、仮真くんと優が
ずば抜けてうまく、
2年生からも注目されている。
ホントにすごいなっ!優は…
優には追いつけないや…








練習も終わり、あとは帰るだけだ。
どうやら、雪泉先輩先輩から
連絡があるらしい。
「えっと…
夏休みに、4泊の合宿をする!
全員参加なっ!
詳しくは、また今度だ…
じゃあ解散!」
どうやら、夏の合宿があるらしい。
楽しみだなっ♪
「真紀〜
帰るよっ!」
「うっ…うん!」
今日も2人並んで帰る。



〜帰り道〜
「合宿だって!
楽しみだねっ!」
「そう?
まぁ楽しみかな…」
優らしい答えだ…
「まったく…
いっつも優は…」
そんなことを色々話しているうちに、
私の家の前まできた。
「じゃあね真紀!
また明日っ!」
「うっ…うん!
また明日!」
優は、走っていった。
優の背中はもうみえない…
私は、また空を見上げた…
いつものように…
雲の動きがはやい…
空、全体が
私の目の前を過ぎていく…
「はやいな〜
追いつけないや…
優にも、空にも…」
私は小さくつぶやいた。


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