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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第4章 ♡ヨカニセ?ブニセ?(岩泉一)完結


『何、イキナリ切れてんの!?
バカじゃない!?』

「え?あ、スマン」

『しかも!!こんな形でしよーするとか!』

「…イヤな事して、すまねぇ…」

怒ってる。ヤバイ。コレは…振られるヤツか?

『そこがバカ!誰がイヤって言ったんよ!』

「はぁ?オマエさっきヤダっつったべや!」

『そりゃイキナリあんな怖い顔して
押し倒されたら誰だって言うでしょーが!』

「じゃあ、このままヤッちまっていーのかよ!」

『良いに決まってんでしょ!私は何?!
はじめちゃんの彼女でしょ!」

「ほら見ろ!イヤっつーべ…?
はぁ!?イイ??まぢかよ…?」

思わず姫凪の顔をガン見してしまう

『な…なによ…ジロジロ見ないでよ…』

姫凪の顔がみるみる赤くなっていく

「オレのモンなんたべ?見てもいーだろ?」

オレは及川かよ…こんなセリフ、クソ恥ずい。
アイツこんなんファンとか女にいってんのか?
あいつ別の意味で尊敬するわマジ。

『良いに決まってんじゃん…もっと…見て
ずっとはじめちゃんに私を見て欲しかった…の』

姫凪が嬉しそうに笑った
こんな顔が見れんなら
クソ恥ずいセリフも悪くない

「…オマエが見ろっつーなら…見る
シテいいっつーなら…マヂで今すぐ抱きたい」

姫凪の身体を抱き寄せて言う

『シテ…いいよ…?でも初めてだから…その…』

「わかってる、優しく抱く…こんなトコで
悪ぃけど…もう我慢出来そうにねぇ」

さっきビビって一瞬萎えた自身は
さっき以上に固まって主張してる
姫凪が微笑んで頷いたのを確認して
もう一度押し倒す

【好きだ】とか【愛してる】とか

甘いセリフが頭を掠めては恥ずかしいと
逃げて言葉にならないから
精一杯の気持ちを込めてキスを落とす
首に腕に髪に喉にくまなくユックリ
すると

『はじめちゃん…私も…大好き…』

姫凪の声が耳に届く
オレ声出てた?

『…チャント聞こえてるよ…はじめちゃん…
いっぱい【愛してる】て聞こえるよ…』

姫凪の甘い声に心臓が鷲掴みにされた
感覚がした
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