第13章 ♤キズを癒やす手（牛島若利）番外編

『あ…あの……』　

あーぁ…まだオドオド？
ホントっ！…つーまんねーぇ…！

「もーいーよ………」

『とっても凄かったです！』

ハイ？

イキナリ上げられた声と
セリフで今度はこっちが
戸惑ってしまう

「す、すごい？？！」

って…アレ？！
いや凄そうダケドもーー……

『もう感動してしまって……』

顔を赤くして目をキラキラさせてる

「感動する程ォ！？」

『あんな感動する事ありませんよ！』

「そこまでェ！？」

『はい…若利さんの手がですね……？』

手？手？！手ェーー！！？！