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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結


侑士side

姫凪が構えないように
俺はなるべく普通に接した
シラフならそう難しくはない
でも、姫凪はヤッパリ
どこか他所よそしく笑う
(多分自分では気付いてないん
やろうけどな…)

それが、辛かった
部活を見に来たんは良いけど
俺と目を合わそうとせーへんし
跡部の後ろに隠れてオドオドしとる…
何でやねん?そんなに跡部が
いいんか?跡部は怖くないん?
俺も跡部も同じ男やで??
…って。

何本気でイラついてるんやろ…
俺ってこんなに
嫉妬深かったっけかな?
トリアエズちゃんと姫凪と
話せな…このままじゃアカンよな

俺は姫凪に
声を掛けた

「姫凪ちょっとエェ?」

俺の声にビクリと反応する

『はい…なんですか?』

跡部のジャージの裾を
掴んだまま俺に答える

「…二人きりで話したいねん
こっちオイデ…」

姫凪を跡部から離し
部室へ連れて行った
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