• テキストサイズ

夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第9章 解けない魔法(東堂尽八)完結


東堂side

オレはオマエに埋もれないで
欲しかっただけで
危険な場所に連れだそうとか
そんなつもりはなかったんだ

布施 姫凪。

いつものあの子の名前を思い浮かべれば
あの赤く染めた顔も浮かび
思い出し笑いを繰り返す

名前を知れた。声が聞けた。

そしたら更にオレはあの子の事を
知りたくなってしまった
これが恋と言うのなら今までのは
何だったのだろう
そう思えてしまう程

オレの頭の中は姫凪で
いっぱいだった

放課後また姫凪を探す
あっちの群れか?こっちの集団か?
キョロキョロと見回してみるが
姫凪の姿はない

いつも姫凪を隠しているグループを
見つけて近づいた

「東堂様!?どうしたんですか?」

「まさか声をかけてもらえるなんて!」

歓喜に湧くその子達に聞いても良いものか
少し気になった

「姫凪…いや。布施は
今日は来ていないのか?」

オレの言葉に一瞬そこにいた全員の
表情が強張ったのがわかった

「…布施さんは今日は来ませんよ?
仲良いんですの?」

「いや…何でもない。すまなかったな…」

彼女達に聞いたことを少し後悔したが
その時はまだ深く考えず
練習を始める事にした
/ 6562ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp