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二重人格少女【ディアボリックラヴァーズ】

第14章 今は、勉強でしょ!?


貴『スバル?レイだけど…』
起きたら、リボンがちゃんとあったので付けていくことにした

ア「待ってたぜ…が、ん、た、い」

カ「スバルに勉強を教えるなら、僕にも教えてください…」

貴『帰れ…私は、お前らの面倒を見るつもりは無い』

レ「なら…私がアヤト、カナトに教えましょう」

ア「ゲッ…レイジ」

カ「嫌ですッ!!僕は、レイさんに教えてもらいたいと思ってるんです!!」

ス「うるせえ…とっとと消えろ」

貴『ごめん…やろっか』

レ「では、私達は私の部屋でやりましょうか…」

ア「ちっ…」

レ「行きますよ。カナト」

貴『さよ〜なら〜』

ス「何の教科からだ?」

貴『英語からやろっか。そんな露骨に嫌そうな顔すんな』

ス「日本人なんだから、英語いらねーだろっ!!ましてや俺らヴァンパイアだし!!」

貴『学校が日本にあるんだから文句言うな!!そもそも、何が一番苦手なの?』

ス「全部」

貴『聞き方が悪かった…漢字は書ける?』

ス「多分…」

貴『じゃあ…吸血鬼って書いてみて』

回答 九結木

ス「合ってるだろ!!」

貴『お前…そんなんで、ヴァンパイア語るなッ!!』

ス「しょーがねーだろッ!!ろくに学校出てねぇーから」

貴『えらそーにすんな!』

ス「数学からやんねーか?」

貴『いいけど…じゃあ…計算からね』

30分後

ス「なるほど…少し、わかった」

貴『ならよろしい』

ス「解れば楽しくなるな…」

貴『じゃあ…これさっきの問題の復習だから、終わったら教えて』

ス「わかった」

貴『スバル!!2問合ってたよ!!』
誰でも、怒られて勉強する気にはならない。だから、私は少しでも褒めることにした。

ス「まじか…」

貴『でも、小学校の範囲からやって2問合ってたすごいよ!!こことここは、何がわからなかった?』

ス「他のところと式の形が違って…」

貴『式が変わったら、他に同じところがないか探して?』

ス「おぉ!!できた!!」

貴『よしっ!!数学は、復習してやってれば、だんだんできるようになるから、焦らないで!次の時間までこれ宿題ね』
プリントを2枚出した。1枚は、小中の計算。もう1枚は今の学年の基礎問題
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