第1章 お揃い(黒子テツヤ)
(○○視点)
今日は私の…だ、大好きな彼氏((照
黒子くんとの、1ヶ月記念日なんです。
何かしてほしいこと、あったりするのかな…?よーし、思い切って聞いてみよう!
私と黒子くんは別々のクラス。だから、話す機会が少なくてちょっと寂しいと思ったりもする。でもその分、毎日の登下校が私の楽しみ ♪
あーあ、早く放課後にならないかな、と
私は左手に持っているシャーペンを握りしめ、ぼんやりと校庭を眺めていた。
(黒子視点)
やけに1日が長く感じます…。
早く○○さんに会いたいです。
今すぐにでも教室を飛び出して会いに行きたいぐらい、大好きなんです。流石にしませんが…。
「ふふ…可愛いです。」
缶ペンケースの見えないところに貼ってある○○さんの写真。もうすぐ貼る場所がなくなっちゃいそうですね。
…あ僕がこうしてる間に、可愛い○○さんのことだから、他の男がいやらしい目で見ているかもしれません。
絶対嫌です、そんなのは。
ーーーー僕ダケヲ見テイレバイイノニ。ーーーー