第8章 幸せな時間
李咲:みんな寝ちゃいましたね(クス)
彩子:頑張ったほうじゃない?
李咲:そうですね
晴子:それにしても最近の流川くんどうしてあんな…
李咲:前にね…楓が“アメリカに行く”って言った事があって…
晴子:アメリカ!?
李咲:それでその後楓の様子がおかしかったから安西先生にきいたら反対したって…
彩子:そう…まぁまだ1年だしね…
李咲:はい。“とりあえず日本一の高校生になりなさい”って言ったそうなんです。
晴子:それであんな気迫…
宮城:(ん?なんの話してんだ?)
三井:(あいつらは起きてたのか…)
李咲:それより…彩子さんはどうして宮城さんと付き合わないんですか?
彩子:え!?
宮城:(な!?)
晴子:わたしもちょっと気になる…w
三井:(俺もある意味気になる…w)
彩子:それは…
李咲:それは?
宮城:(それは!?あー聞きたいような聞きたくないような…)
彩子:今はまだね…それに今のままじゃね…w
晴子:今回の事とか?w
宮城:(まさか俺がバカだから?泣)
彩子:李咲ちゃんもいろいろ考えるべきよ?
李咲:え?何をですか?
三井:(何をだよ!)
彩子:今後の事も。そりゃ三井先輩はバスケに関してはとても凄いプレイヤーだけどこれから就職とかもあるし…グレてた2年は大きいわよ?
李咲:そう…ですね…
三井:(ま、まさか…)