第6章 運命の決勝リーグ
その日から桜木は赤木と共にゴール下シュートの特訓をする。
そして練習のし過ぎで武里戦に遅刻。試合に出れず学校に戻り練習を始める。
武里戦の後、海南と陵南の試合を見ている最中流川、宮城、三井が戻って練習をすると言い席を立つ。
李咲:え!ちょ、ちょっと!
赤木:あいつらはほんとに団体行動が出来んやつらだな…
木暮:李咲。悪いけどあいつらと一緒に行ってくれるか?
李咲:あ、はい!分かりました!では先にお疲れ様です。
三井:お前は残っててもよかったのに
宮城:俺ら戻って練習するだけだし。
流川:試合見てても仕方ない。
李咲:少しは団体行動を学んでください!
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体育館
李咲:桜木くん…今なんて?
桜木:オヤジが倒れたんだ。
三井:桜木どーゆう事だよ!先生は大丈夫なのか!?
桜木:分かんねー。
三井:何無責任な事言ってんだよ!!
李咲:ちょ、ちょっと三井さん!やめて!
宮城:そうっすよ!花道に突っかかっても仕方ないんだから!!
三井:くそっ!!
桜木:一応命に関わる訳じゃねーって…でも検査とかあるって…
李咲:そうだよね。とりあえず今は安西先生が出来るだけ早く復帰されることを願いましょ?
気持ち沈めてる場合じゃないんだよ?明日は先生が不在になる。それを不安になってしまったらきっと負けてしまう。
宮城:そうだな。
そして安西不在の中、全国への切符をかけての最終対決が幕を開ける。