第6章 運命の決勝リーグ
李咲:いよいよですね…彩子さん!
彩子:そうね。やっとここまで来たわ!
李咲:決勝リーグ…ドキドキします
赤木:いよいよ海南との対決だ。俺はこの時がくる事をずっと毎日夢に見ていた…一年の時からずっとだ!
桜木:ゴリ…
宮城:ダンナ…
李咲:(赤木先輩の思いが痛いほど伝わってくる…)
赤木:絶対勝つぞー!!
【おぉーーーーーー!!】
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李咲:やっぱり凄い人ですね
彩子:決勝リーグってのもあるけどうちが翔陽に勝って上がってきた事で注目の試合なのよ。
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ジャンプボールは赤木が競り勝ちゲームが始まり先制点を決めたのが海南の清田。一進一退の試合だったが海南の監督が桜木の弱点を見抜き桜木封じにかかる…そして僅差だった点が15点差にまで引き離され桜木は交代となりベンチへ…その直後…
【ピピィー】
木暮:赤木!!
彩子・李咲:赤木先輩!!
彩子:こ、これは…李咲ちゃんはベンチにいて!私付き添うから!
李咲:はい!
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李咲:あ、桜木くん!赤木先輩は!?
桜木:ゴリなら絶対戻ってくる!!
捻挫してしまった赤木の交代でベンチにいた桜木が再びコートへ
赤木の気持ちを汲み取り必至に自分に出来ることに食らい付く桜木。
そして負けず嫌い流川が次々とシュートを決めていく。
李咲:また楓が決めた!(でも飛ばしすぎなんじゃ…)
【ピピィー】
流川のオフェンス力で盛り返し同点で前半が終了し、赤木が戻ってくる。