第4章 インターハイ予選開始
しかし翔陽のセンター花形がチームを引っ張り22ー31の9点差にまた開いてしまう。
だが10点以上のリードを許すまいと桜木がリバウンドを取り前半終了ー。
晴子:桜木くん!
桜木:晴子さん!
晴子:さっきのリバウンドほんとに凄かったわ!
桜木:そ、そーっすか?
晴子:そうよ!あのリバウンドは10点分くらいの価値があるわ!桜木くんが湘北の危機を救ったのよ!
桜木: さすが俺!あーはっはっはっは!天才ですから!!
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李咲:三井さん!あの同点の3Pかっこよかったです!
三井:まだまだだ…ぜってー勝つ。
宮城:三井さんが一番バテてるくせにw
三井:バカヤロウ!まだまだいける!
赤木:そうだ!こんなとこでバテててる場合じゃない…あっちはまだベストメンバーじゃないんだ!
彩子:藤真ですね…
赤木:そうだ!後半でどれだけ早く藤真を引っ張り出せるかが勝負だ!絶対勝つぞ!!
おぉーーーーーー!!
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後半から桜木のリバウンダーの素質が開花。
湘北が逆転。
後半6分でずっと監督としてベンチにいた藤真を引きずり出す事に成功し、翔陽はベストメンバーになった。
李咲:ついに藤真さんが…
木暮:翔陽はここからだ…
李咲:花形さん達の目が変わった…
ピピィーー
李咲:あ、桜木くんまた…これで3つ目ですね…
彩子:まずいわね…向こうは桜木のファールを誘ってるのよ…
李咲:あの…三井さんちょっと様子変じゃないですか…?
木暮:三井の体力が…
李咲:木暮先輩…?
木暮:アイツは2年のブランクがあるんだ…技術は大丈夫でも体力はそう簡単に取り戻せるもんじゃない…
李咲:…三井さん…
ブーーーー
チャージドタイムアウト
李咲:三井さん…大丈夫ですか?
三井:ハァ…ハァ…大丈夫だ。
李咲:(…止められない…)
李咲は後ろから座ってる三井の肩に手を置いた…
目には沢山の涙を浮かべて…
李咲:頑張ってください…倒れたらいくらでも看病しますから…
三井:フッ…倒れねーよ…苦笑
木暮:(李咲ちゃん…)
赤木:時間だ‼行くぞ!
おぉーーーー!!