第2章 練習試合と問題児

男子生徒:おぃ三井…
三井:ん？




三井の仲間達が彩子と晴子と李咲に視線を向けた…




男子生徒:いい女いるじゃん…
男子生徒:おっと俺はあっちの子w
男子生徒:俺は～あの子かなぁ

三井:ちょっと待て…アイツは俺がいく…w


木暮:(まさか！？)やめろ‼三井！

宮城:三井さん!!やめろ‼

桜木:晴子さん!!

流川:李咲!!



三井:へぇ～お前李咲って言うのか…
李咲:(!!)痛っ…

流川:テメェ…

李咲:楓!!待って!!

流川:李咲…？
彩子:李咲ちゃん…？

三井:あぁん？怖くねぇのか？

李咲:な、何がですか…？

三井:それか襲われてーのか？w

李咲:ばっかじゃないの？

三井:なんだと！？



<パァーーン‼>
体育館に乾いた音が響く…


全員<ハッ‼>


流川:テメェー!!ぜってー許さねえ‼


李咲:楓!!

流川:…李咲…

李咲:大丈夫…だから…




夕木はそっと三井の胸に手をあてた…



三井:お前…



李咲:あなたの心に聞きます
三井:何を聞くってゆーんだよ？


木暮:李咲ちゃん…？


李咲:三井さんは本当にバスケに飽きたんですか…？本当にバスケが嫌いになったんですか…？
三井:だからさっきそう言っただろ!!

李咲:(首をふる)違いますよね…？
三井:なんだと？
李咲:ただ殻に閉じ込めてるだけじゃないですか…？だってあなたの目…ずっと悲しそうな目してます…




ガラガラガラガラーーー



木暮: あ！赤木！！
赤木: 三井…





赤木が三井を捕まえ叩き始める…そんな時…






安西先生: 私です…ここを開けてください





三井 寿: ！？


安西先生: おや…









三井 寿: 安…西せんせ…









三井 寿: バスケが…バスケがしたいです…
















こうしてバスケ部潰しは幕を閉じた…