第1章 憂鬱、混乱、そして出逢い
「それなら一緒に寝ましょう!」
銀時「は?お前何言って…」
私は銀さんの言葉を最後まで聞かずにふ襖を開けた。
「これだけ広いなら1人も2人も変わりません!」
布団さえあれば別にここでだって寝れる。
狭いならともかくこれだけのスペースがあるなら
神楽ちゃんも定春だって、むしろみんなこの中に
入れるんだから問題はないだろうと思った。
銀時「お前自分で何言ってるか分かってんの?二人の男女が同じ部屋って、どういう事か分かってる?」
「神楽ちゃんも定春もそこにいるから大丈夫です。」
銀時「そういう問題じゃねぇだろ…」
「それに、銀さんがそんな人じゃないって事、私信じてますから!」
銀時「簡単に人を信じるもんじゃありませんっ!…ったく、わーったよ、そうすりゃいいんだろそうすりゃ!」
頭をポリポリ掻きながら呆れたように言った。
何だかんだ言って布団もちゃんと出してひいてくれた。