第7章 何事も経験あるのみ

天音「優しく扱わないとダメですね、頑張ります。」


天音はそう言って銀時に笑いかける。

その笑顔を見てホッとするも、無邪気に笑う顔が今まで以上に可愛く見え銀時は頬を赤く染めた。

だが、銀時自信土方に先を越され危機を少なからず感じていた。

このままではダメだと、憂え顔で天音を見つめた。


天音「銀さん？」


銀時「アイツとくっつくなんて俺は絶対許さねぇよ？お前は俺が守るって約束したから。」


銀時はそう言いながら天音との距離を詰める。

最近銀時の真剣な顔を見る事が多いためか、天音は普段とのギャップを感じていた。

しかしそんな事を考えている間に二人の距離が徐々に縮まる。
どんどん近付いてくる銀時に、少しづつ戸惑いを隠せなくなっていた。