第15章 マジメに楽しく

二宮視点

ﾁｰﾌ「ヘリの前で記念に写真撮ろうか？」


Ｍ「いいね！撮ってもらう！！」
　笑顔の潤くん。


Ｓ「じゃ。並んで！！」
　持っていたカメラを構える翔さん。


「なに撮ろうとしてるのさ！翔さんも嵐でしょ
（まったく）

　浜ちゃん！！撮ってぇ」
翔さんのカメラを取り上げ、浜地を呼ぶ。


浜地「はい！」
　直ぐに浜地が来てくれ、カメラを渡す。


　機体の前で潤くんが待っている。

Ｓ「じゃ、よろしく」
　翔さんと一緒に機体の前に向かう。



浜地「皆さん。こちら向いてください！！」
　カメラのレンズを向けた浜地。


「「「Alpha！」」」
　翔さんと肩を組んで親指と小指を立てる。


（おじさんとの方がよかったかなぁ）


ｽﾀｯﾌ「いいですね　もっと　取りましょう！！」
　カメラを持っているスタッフが次々とシャッターを押す。


ｶﾒﾗﾏﾝ「もっと楽しんの　ください！！」


　翔さんが大野さんの方に走る。
（あ…自分から動いた…）


Ｓ「ヒャー！」
　珍しい位テンション高めの奇声をあげ、両手両足を思いっきり伸ばしてポーズする翔さん。

（今日は、いい感じじゃないですか🎵）


Ａ「イエイ！」
　横のノッポは安定のテンション高め。

（うん　ここはこれでいい）


ｶﾒﾗﾏﾝ「もう一回いきます　もう一枚いきます　はい！　チーズ！」



ｶﾒﾗﾏﾝ「オッケイです」


（記念の写真が出来た🎵）




　浜地が翔さんにカメラを返している。


Ｓ「ありがとう！」
　受け取って近くのスタッフに声をかけている翔さん。



（でた　翔さんの物撮り撮影会…）


浜地が俺の側に帰って来たから「一番安定している所はどの席？」と質問する。

浜地「真ん中でしょうか？確認します」
　浜地が現地のスタッフの方に走って行く。


　俺の後ろにいるスタッフが翔さんの方を見ている。


（この人…翔さんの物撮りを知らない？）


Ａ「いつもの事だから、心配ないよ？」
　マー君がスタッフに声をかける。


Ｏ「翔くんは記録魔だから…」
　大野さんもスタッフの方を向く。


ｽﾀｯﾌ「呼んだ方が…」
　それでもスタッフは翔さんを見てる。


Ａ「おわったら　来るよ？」
　首を傾げて笑うマー君。


「終わるかねぇ」（引きも撮ろうしてるし…）