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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第10章 仲良くお仕事に行きましょう


二宮視点

「すみませんねぇ」
頭を下げながら潤くんに近付く。

M「いや 別に 気にしなくてもいいよ」
 潤くんが案外あっさりした返事をくれた。


A「ほら 今日の潤ちゃんは優しいから大丈夫だって言ったじゃん」
 マー君が肩を押しながら笑う。

(バカ!)
思いっきりマー君の脇腹にエルボーを食らわす。


A「ぎゃ!」
 マー君の口から哀れな声がでる。

(潤くん!)
素早く潤くんの腕を掴む。


M「え?」
 俺の顔をみて驚く潤くん。


(良かったまだ気づいていない…)
「バカに付ける薬はありません! さ 置いて二人で上がりましょう」
潤くんをグイグイ引っ張ってエレベーターに乗り込む。


A「待って待って 待ってて!」
 よろよろしながら エレベーターの扉を押し開くマー君。


「乗るんですか?」
冷たく言う。

A「乗ります 乗らしてください!」
 片手を立てにペコペコするマー君。

「では、ちゃんと仕事してくださいね」
開くのボタンを押す。

A「はい ちゃんとシマス」
 よろよろ入ってくて 壁にもたれてわき腹を触っているマー君。


(強くやり過ぎたかな…でも、今のはマー君の失言だから…)
上の階のボタンを押してからちょっと反省。


M「大丈夫か?」
 わかっていない潤くんがマー君に聞く。

A「ふふ テレ屋さんなのぉ」
 クスッと笑うマー君。


「おい!」



(お前の思考回路はどうゆう流れになってるんだ!)


チーン
たった一階上がるだけだからすぐ扉が開く。


A「おはようございまーす」
 大きなの声を出してエレベーターから出て行くマー君。


「チッ 逃げやがって…」

M「‥なぁ 今からリハもあるし、ほどほどになぁ」
 潤くんから優しい言葉がでる。

(あら、本当に優しい)
「手加減してます」
(さっきのはしてなかったけど…)


 部屋の中で、いつもの顔した大野さんと、いつものように仕事をしている翔さんがいる。



≪みな配置に付け、そして目を光らせろ≫


(さぁあ 嵐 二宮始動ですよ♪)


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