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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第18章 登場のシーン


大野視点

M「犬養!タイム見せて」
 松潤が腕を伸ばして周りを見る。

犬養「はい」
 直ぐにストップウォッチを持った犬養君が駆けつける。


 ストップウォッチを見つめ考える松潤。


(なんか問題なんだろ
 サングラスの隙間から見える目が真剣だ)



 ハンディカメラを持った“かわもっちゃん”がニノの背後に近づく。

(かわもっちゃんは、真夜中からの付き合いだから、長いな…)

 フンとソッポを向くニノ。
 ニヤニヤ笑いながらカメラを覗き込むかわもっちゃん。


(まったく…相変わらずな行動だなぁ)



川本「乗り物だったら 怖くないんだ」
 カメラを向けながら翔くんに話しかけるかわもっちゃん。


S「うん ヘリは結構 大丈夫なの」
 ラフに返事をする翔くん。


(ああやって 一人ずつラフ取材していくのかぁ…)



川本「強がりと違う?」
 カメラを向けながらニヤニヤ笑うかわもっちゃん。


S「強がってないよ!全然平気だった」
 頬を膨らます翔くん。

N「翔さん普通に窓からヘイポート覗いてましたよ」
 ニノが横から話に入いる。

川本「あーそーなんだ」
 ニノの言葉に納得する川本さん。


S「ちょっと、本人の申告よりニノの方を信じるの?」
 サングラスを外して目に力を入れる翔くん。


川本「いや、だって、第三者の方が信憑性あるでしょ」
 カメラを持ったままあたふたする かわもっちゃん。


(あぁあ 翔くんに遊ばれたぁ ふふっ)



M「みんな ちょっといい?」
 松潤が俺らを呼ぶ。


N「なに?」
 ニノが一番に反応する。


 相葉ちゃんが松潤の側から離れていく。


M「さっきのヘリの立ち位置にもう一度行ってくんない?」

N「もう一度 歩く?」
 ニノが聞き返す。

M「うん」
 頷く松潤。

 ニノが顔を上げ、さっき入って来た階段の方をジーッと見つめ、頭を縦に揺らし始めた。


(カウント?イメージしてるんだ…)


S「何が引っかかるんだ?」
 翔くんが話に入って来る。


M「降りてからのタイムがねぇ…」
 周りを見回しながら翔くんの方を向く松潤。


S「あぁ タイムね わかるわかる」
 翔くんが腰に手を置く。



(長くなるかぁ…)
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