第18章 登場のシーン

相葉視点

　肉付きの良い人が近づいて来る。


（あの人が開けてくれるのかぁ）


「お疲れ様です」
男性か扉を開けてくれた。


（当りだったね🎵）



Ｍ「みんなはちょっと、待機ね」
　潤ちゃんが下りていく。


（待機　はい　待ってます！）


シートに背中を預けて、潤ちゃんと男性の会話を聞いている。


（降りて…パァっと広がるんだね…　オーケーです）



Ｍ「おまたせ！　下りて！整列まで」
　潤ちゃんがヘリコプターに戻って来て席に座る。



Ｏ「じゃ始めますか…」
　大ちゃんが背筋を伸ばす。



　つかさちゃんがヘリの横に立つ。


Ｍ「犬養。タイムよろしく」
　つかさちゃんに声をかける潤ちゃん。





　つかさちゃんが頷くと、さっきの男性がヘリの扉がしめる。


（つかさちゃんがタイムキーパーなんだぁ）


　潤ちゃんが手を上げると　再び扉が開く。

　扉が開くとすぐ潤ちゃんが下りていく。


Ｍ「相葉くん！」
　下りるながら俺を見る潤ちゃん。


（ん？なに？）


Ｍ「から降りて！右端ね！」
　俺を見ながら指が外を向く潤ちゃん。


「はーい　了解でーす」
足元を確認して降りていく。


ヘリの頭の方に立つ。

（タイム取りだから、見ててもいいよね…）


　大ちゃんが降りてきた。


　大ちゃんがニコッと笑う。


（ふふ）


Ｍ「どんどん　下りて！」
　潤ちゃんが手首を回して合図をする。


　ニノが下りてくる。





Ｏ「雨降りそうだね」

「大丈夫じゃない？」



Ｎ「なに？」
　ニノが大ちゃんに耳を近づける。


Ｏ「雨　降らなきゃいいね…」
　ニノに返事をする大ちゃん。　


　聞くだけ聞いて、何も言わず　離れていくニノ。


Ｏ「ねぇ」
　俺のほうをみて、眉を寄せる大ちゃん。


「翔ちゃん降りてきたからだよ」
下りてきた翔ちゃんを指さす。


Ｍ「ココで　整列！」
　ジェスチャーで翔ちゃんと話す潤ちゃん。



　潤ちゃんの“詰めよう”のジェスチャー見える。


（間隔　詰めるんだね…）


翔ちゃんがコッチを向いて同じようにジェスチャーする。


（うん　わかった）


　スッと一列に並び潤ちゃんの指パッチンの仕草で歩き出す。