一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
「…先に帰ったみたいだから
二人じゃなかったのに
バカじゃん」
「え?そうなの?
帰ったって、なんで?」
なんで?知らねぇよ。
俺と居るのが…って!!
また繰り返すのはゴメンだ!
「それを聞きに今から行くから
ごめん、気持ちだけ貰っとく」
サクラさんを振り切って
進める足
そうだ、話をしなくちゃ
始まらない
店長の事も
俺らの事も
姫凪とチャント…
走って切れた息を
なんとか整え
姫凪の部屋のインターホンを押す
『…はい』
小さいスピーカーから
機械を通した短い返事に
「俺…だけど」
短く返すと
『開けるから、待ってて』
あっちからも短く返ってくる声
お世辞にも良い雰囲気ですねとは
言えない空気の中
薄く開くドア
「…身体、大丈夫?」
『うん、普通』
「入っても?」
『えっと…』
ぎこちない会話は
俺のイメージ通りの
展開になろうはずもない
「嫌なんだ」
『違くて…』
「なにがだよ!
嫌なら嫌って言えよ!
下手に優しくしてっと…」
『え?堅治…?!』