一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
唇同士を重ねる音が
静かな部屋に響く
激しいけど優しいキスは
私の心を奪っていく
奪われたくなって来る…けど
こんな形で結ばれるのは
やっぱり嫌で
でも、拒否る力は
キスでスッカリ奪われてて…
どうしたら良いの?
跳ね除ける力もない
でも、受け入れて流されたら
きっとズッとどこかに
モヤが残って辛くなる
『…堅治…くん…止めて…』
「なんで?」
分からない
この気持ちはナニ?
ドキドキしてる
身体だって正直だ
目の前のキミに疼いてる
なのに今にも涙は
溢れて止まらなくなりそうな程
胸が苦しくて堪らないよ
「…嫌い?俺の事」
『…分からない』
「こんな事する奴は
好きになれない?」
『そうじゃな…くて…
でも…苦しい…頭がバンクしそう』
いい歳してガキだなって
勿体ぶるなって思われるかな
面倒臭いよね、重たくて…。
イヤイヤと首を振る私を
押し倒して組み敷いたままの
堅治くんから大きな溜息が漏れて
抑えつけられてた身体は
少し軽くなった
あんなに回ってた口は
キツく閉じたまま
部屋を静寂に返す