一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
『分かんないよ。
なんで離れなきゃダメなの…?
付き合ってるんだよね?
なんで…逢えなくても
平気なの…?
白布さんにとって私は…なに?』
押し返される身体に
必死に力を込めて
煙の向こうにある目に問い掛ける
落ち着けないよ
寂しいよ
逢いたいよ
そんな気持ちを全部詰め込んで
『攫ってよ、白布さん』
グッと爪先で伸び上がり
タバコの匂いが残る唇に
キスをした
『平気な顔で帰らないで』
離した唇で
縋る声で白布さんに囁き
目をみつめると
「…お前、なぁ!」
声と一緒に吐き出された煙の向こうには
ギロリと私を睨む目
怒られる?!
ガチギレ!?
ここで喧嘩はシャレになんなくない?!
低い声にビクリと肩を揺らし
咄嗟に身体を離して
"ゴメンナサイ"と
ワガママを詫びるつもりだった
今"なーんちゃって"とか
戯けて離れれば
ギリセーフだよね?!