一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
「はじめまして
姫凪の母です」
玄関を開けると同時に
噛み付いてくると思ったのに
五色の影はなく
姫凪によく似た
綺麗な女性が俺を迎え入れる
「白布賢二郎です
これ、つまらない物ですけど
よろしかったら」
買って来た和菓子を手渡すと
「…!!
すぐお茶淹れますね
姫凪、手伝って」
目がキラキラと輝いて
イソイソとキッチンに歩いて行く
「…そっくりだな、お前と」
『食いしんぼうは遺伝デス…
お母さんあのお菓子大好きなの』
コソコソと話しながら
「五色居ないみたいだな
玄関開けた瞬間喧嘩売られるの
覚悟してたんだけど…」
ヤケに静かな
家の中を見回すと
『多分ダッシュで帰って来てるから
お菓子食べ終わらない間に
飛び込んで来ると思う』
深いため息を吐きながら
姫凪が苦笑いを漏らす